東京都、日本の首都足る大都市、誰もが知っている事ですが、このような大都会にも上野公園・代々木公園・北の丸公園等々、自然が残されている場所が多く存在しています。この全てが人為的に作られたものと考えれば、どんなに街が発展しても、ヒトはかつて自分達がいた場所である自然界への思いを忘れておらず、いずれは回帰したいと考えているのかもしれません。樹々が生い茂り、川のせせらぎの音がして、可憐な花々がある場所はいつだって我々の心を癒してくれます。いわば自然のある場所は”オアシス的”な機能を持っていると言えるでしょう。
東京がそうであるように高崎それも市街地の中心にも規模の大きな公園は数多く存在し今回はその一つ『高崎公園』をご紹介します。高崎が都会か否かと言う議論は一旦おいといてください・・・
高崎公園の歴史は意外と古く、造られたのは明治9年(1876年)とされています。明治9年と言うと西南戦争の前年で、西郷吉之助・大久保利通・桂小五郎と言った維新三傑もまだまだ存命で、これから日本が近代化へ大きく変化しようとする時期で、このころには既にあったと考えると感慨深く感じますね。因みに元々は高崎城の南西にあった頼政神社に隣接した大染寺が有った場所です。
但し『高崎公園』と呼ばれるようになったのは明治33年(1900年)の市制施行に伴うものとされていて、近隣公園として都市計画決定された高崎では2番目に古い公園です。
園内には噴水や池等があり訪れる人の心に癒しを与えてくれ、その他には幼児用の遊具等も設置されています。
遊歩道も整備されていますので、この周辺に住んだ際には日々のウォーキングコースとして取り入れても良いですね。
広場もあり休日にはお子様と安全に遊ぶこともできます。実際休日には多くの人で賑わっています。
そして、烏川や観音山方向へ向け開けており、そこにはベンチも設けられる等していて・・・
高崎ならではの景色を楽しむ事ができます。
また、ニホンザルやクジャク、ウサギ等の動物を見る事ができたり、
更には園内には約100本の桜が植えられていて、春には屋台が並び、お花見で多くの方が訪れています。
四季折々、様々な楽しみ方ができますね。
Author
J ishihara
TAKATANでは、
主に記事作成、htmlとかcssとかを担当。
趣味は山登り、お絵かき、画像編集。
いつか群馬県の山を擬人化したサイトを
作りたいのですが、時期は未定。
取りあえず、至仏山は私の嫁です。