今回は記事は群馬コンベンションセンターこと『Gメッセ群馬』のご紹介。高崎駅東口周辺の再開発の象徴の一つとして高崎競馬場の跡地に2020年の4月に整備されました。所謂『東京ビックサイト』や『幕張メッセ』のような展示場の群馬版と言った感じです。敷地面積は11万m2で、展示ホールは1万m2 。屋外展示場は2万m2超。会議施設は1330m2のメインホールを始め、大/中/小会議室を計9室設けているそうで、このような展示場では規模的に北関東の中で最大と言われています。大規模なイベントが行えなかった群馬県において、これで対応可能となりました。
こちらがその外観です。単に大きさでは『東京ビックサイト』等に及ばないものの、近代的な造り、かつアニメに出てくるような基地みたいで、群馬でもこんな施設が出来たのか感嘆してしまいます。立地的に非常に恵まれていて、この点に関しては、他にも勝っていると感じています。群馬県のメインターミナル『高崎駅』から徒歩圏内で電車でのアクセスは良く、玉村スマートICから国道354号線で道1本とマイカーでのアクセスも容易です。これなら県内は勿論他県からでも気軽に来場する事ができそうです。
2000台収容可能な駐車場も整備されており、近隣にコインパーキングも多く点在していますので、駐車面でも安心できます。
こちらは、国道354号線側からGメッセ群馬に入る為の道路となります。余談ですがこの道路、個人的には『疑惑の都市計画道路』と勝手に呼んでいたりします。何故ならば都市計画道路は、計画決定が行われて事業決定となり工事が始まるまで、途方もなく長い期間を経る事が多く、実際市内でも昭和初期に計画決定された都市計画道路で未だに事業決定していないものが多く存在しています(例えば『東三条通り』とか・・・)。それにも関わらず、このGメッセ用の道路は平成28年に計画決定し、もう既に工事が完了しています。筆者がウィズ不動産入社した時点では計画決定していなかった都市計画道路がもう完成しているとは、とてつもないスピードですね。それくらい市の命運をかけた再開発だったことが伺えます。
他もこれくらい早く決定していけば良いのですが・・・
案内図です。Gメッセ群馬ですが、展示場としての機能だけではありません。
このように植栽がなされた遊歩道を設けており、周辺に住んでいる方の日々のウォーキングコースとして利用も出来そうです。また、以前は高崎駅徒歩圏内とあまり謳う事ができなかった上中居とか下之城周辺もGメッセの遊歩道を経由すれば、変に回り込む事や車道を通る必要がなくなった為、高崎駅に近くなった気がしました。ペデストリアンデッキが整備されているのも大きいですね。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、予定していた某アイドルのコンサート等のイベントが中止となる等、現時点では逆風が吹いていると言わざるを得ない状況ではありますが、造ってしまったからには何かしらの実績などは残さなくていけません。知事や市長の手腕の見せ所です。単なるハコモノとして終わるのでなく、群馬県に新たな文化・文明をもたらしてくれることを祈るばかりです。目指せ、布袋寅泰さんとか氷室京介さんの凱旋ライブ!!
まあ、個人的にはコミケは無理としても文学フリマ規模のヲタイベントが催される嬉しい限りです。
Author
J ishihara
TAKATANでは、
主に記事作成、htmlとかcssとかを担当。
趣味は山登り、お絵かき、画像編集。
いつか群馬県の山を擬人化したサイトを
作りたいのですが、時期は未定。
取りあえず、至仏山は私の嫁です。