日本各地には階段の国道があったり、海上の国道があったり、様々な悪路が存在し”酷道”なんて呼ばれたりしていますが、今回の記事では高崎市内にある車で通るには少々キツイ道路をご紹介致します。国道ではなく市道となっていますので、この点は予めご承知置きください。因みに高崎市の道路台帳によると、名称は榛名-2-571号線、認定幅員は1.5~2.6m程度との事。不動産会社としては2項道路なのか扱わずなのか等々、建築基準法での取り扱いが気になりますね・・・
今度道路相談してみますか、迷惑なので絶対しませんけど。
榛名湖付近から倉渕周辺へと結ぶ”林道杖ノ神峠”です。林道と名が付くので悪路なのは、まあ仕方ないと言った感じではありますが、舗装はされておらず、巨大な岩が道路上に普通にあったりと中々ハードな道となっています。今回は榛名方面から進んでいきます。
こちらの写真は、榛名最高峰『掃部ヶ岳山頂』より撮影した林道の全景です。赤い矢印部分が大よその位置です。
遠目から見ると立派な道路の様に見えますね・・・
が、実態はこのような感じでございます。
一部舗装されていたり、カーブミラーが設置されている等、気持ち程度のインフラが整備されている箇所もあったりはするのですが・・・・
大半はダートで、落石もそのままになっています。
更には、崩れてしまっている場所も散見されます。
直される日はくるのでしょうか??
ただ景色は素晴らしく一見の価値ありです。榛名山最高峰『掃部ヶ岳』を良く望む事ができます。因みに尾根づたいに登山道が整備されていて、これが中々軽快な道となっています。
しばらく進むと峠に辿り着きます。北は掃部ヶ岳の登山道、南は杏ヶ岳の登山道があり、そのまま西へ進むと倉渕へ出るそうです。一般的な自家用車で通るとバーストしてしまう可能性があるのでおススメできません。出来ればオフロードを用意するか、近づいたりしない方が良いかもしれません。私は”徒歩”で行ってきました。所要時間にして1時間近くは普通に掛かります。
こちらは杏ヶ岳の登山口です。車でここまで来れれば山頂へすぐ行ける事ができるのですが・・・
林道がご紹介の通りなので、掃部ヶ岳を経由して山頂へ行くのが一般的になっているそうです。