高崎市吉井町の牛伏山のご紹介です。その山名の通り牛が伏せた様な山容をしており、ぐんま百名山にも指定された標高にして491メートルの小規模ながら地元を代表する名峰です。
こちらがその山頂です。樹々に囲まれており眺望はあまり無く、それどころか・・・・
NHKやエフエム群馬の電波塔があります。手つかず自然と言う感じではありませんが、その分人の気配を強く感じ、安全性と言う面では高いかと考えられます。
頂上付近は牛伏山自然公園が整備されており、車でのアクセスも可能となっていて、気軽に山頂へ行くことが可能となっています。勿論ハイキングコースも整備されていて野鳥を観察しながらプチ登山を楽しむ事も出来ます。因みに筆者は山の中腹にある駐車場より山頂まで徒歩で登りました。
前述の通り山頂からの景色はあまり無いですが、天守閣の様な地上三階建ての展望台が整備されています。展望台は三階部分で、一階と二階部分は郷土資料等の展示を行っています。
展望台からの景色の写真です。榛名山・赤城山・妙義山等の上毛三山を初め、その先の武尊山や草津白根山等々、群馬県を代表する山々の景色や高崎・前橋・伊勢崎等の市街地の景色を望む事ができます。
掲示板も置かれていますので、どれがどの山かを簡単に視認する事ができます。
また、山中や林道脇には約1,400株のアジサイが咲いており、山を訪れた人を楽しませてくれます。アジサイは6月から7月頃に見ごろを迎えますが、その他にも春には千本桜も咲くそうです。
展望台付近の案内板。牛伏山の歴史の深さを物語っており、この周辺の人々と共に長きに渡り、苦楽を共にしてきたのだなと知る事ができます。かの万葉集には『多胡嶺』と詠われていたそうです。
Author
J ishihara
TAKATANでは、
主に記事作成、htmlとかcssとかを担当。
趣味は山登り、お絵かき、画像編集。
いつか群馬県の山を擬人化したサイトを
作りたいのですが、時期は未定。
取りあえず、至仏山は私の嫁です。