高崎から見える山シリーズです。この系統の記事を書くと『ネタ切れ??』等と言われてしまうのですが、そんなことは事はありません、先日市内のマンションの案内へ言った際にマンションからの眺望の事を聞かれ、あれがどの山で等とお客様とコミュニケーションをとる事ができ、話として盛り上がる事ができたと考えますとやはり大事な情報であると再確認しました。物件探しにおいて”眺望”も非常に大事なファクターですよね。今後は大義名分ができたとより一層力を入れていこうと考えた次第です。
で、今回は少しマニアックに『袈裟丸山』のご紹介となります。群馬県と栃木県の境に位置しており、高崎市からですと赤城山の東の方に視認できる山となっています。マンションや高崎市役所等高い所からですと分かり易いですね。正直な所、赤城・榛名・妙義と言った上毛三山と比べると知名度に劣り、この名を出しても??となる方が多いと考えられますが、『群馬百名山』及び『日本三百名山』の一つとして数えられており、春に咲くアカヤシオの花は素晴らしく、山好きの人からして見れば知名度は高いです。解放感のある稜線歩きを楽しめ、途中に観光名所がある等、見所満載の山となっていました。一山で登山の楽しみの大半を味わえると言っても過言ではないです。因みに最高地点は標高1961mあり、これは赤城山の最高点よりも100m以上有りますので、これだけでも規模の大きな山である事が分かりますね。
こちらが袈裟丸山の全景の写真です。生憎の曇りの天気で隠れている部分もありますが、登山意欲をそそる山容をしています。因みに袈裟丸山と言う名の由来ですが、弘法大師空海が中国から戻った際に赤城山に高野山を開こうとした所、赤城の山神に嫌がられ、現在の袈裟丸に来たそうなのですが、ココも駄目だったそうで、袈裟を丸めて帰って行った事が由来との事です。こんなところでも弘法大師の伝説に触れる事ができるとは、歴史のロマンを感じます。もしかしたら金剛峯寺がこの場所に開かれたかもしれないと考えると少し残念にも感じます。
こちらは登山道中最大のビューポイント。全体的に樹林帯の中を進んで行くのですが、この場所だけは解放的になっています。
また、結構長い登山道となっていますので、途中に避難小屋も整備されています。が、ここで寝たりするのは若干躊躇われます・・・
コースは山頂手前の急登以外は危険箇所も少なく、アカヤシオやツツジの花々が道中咲き乱れている事も相まって、楽しく登れることができます。
道中の花々です。この花々を目的に多くの人が訪れ、シーズン絶頂期には登山道が渋滞するとか・・・
恐るべし!!
Author
J ishihara
TAKATANでは、
主に記事作成、htmlとかcssとかを担当。
趣味は山登り、お絵かき、画像編集。
いつか群馬県の山を擬人化したサイトを
作りたいのですが、時期は未定。
取りあえず、至仏山は私の嫁です。